tkdn_adc.h

内蔵ADCを使用するためのルーチン [詳細]

#include "tkdn_hal.h"

ソースコードを見る。

関数
void	adc_init (void)
	ADCを初期化して使えるようにする [詳細]
void	adc_terminate (void)
	ADCを終了する [詳細]
unsigned short	adc_sample (int analog_ch_num)
	ADCからアナログ値を入力する [詳細]

説明

内蔵ADCを使用するためのルーチン

このライブラリをC++で使いやすくした関数が analogio.h で定義されています。

覚え書き

RX62Nでも12bit ADCが使われるようになった。(V1.04から)

tkdn_adc.h で定義されています。

関数

void adc_init

(

void

)

ADCを初期化して使えるようにする

引数

なし

戻り値

なし

内蔵ADCモジュールを有効にしサンプリングクロックを48MHzにセットする。
12bitの内蔵ADCを使い、CH0～CH7をスキャン対象にする。
RX63Nでは内蔵温度センサも有効にする。
この関数ではポートのモードレジスタは変更されない。

覚え書き

この関数は明示的に呼び出さなくてもよい。
最初にadc_sampleを呼び出したときに内部で自動的に呼び出される。

void adc_terminate

(

void

)

ADCを終了する

ADCモジュールをストップ状態する。 ポートのモードレジスタは変更しない

引数

なし

戻り値

なし

unsigned short adc_sample

(

int

analog_ch_num

)

ADCからアナログ値を入力する

指定されたチャネルのAD変換を行う。AD変換は1chのみ行われる。

引数

analog_ch_num

変換したアナログチャネル番号(0～7,8～20,100,101) 0～7 : ADCチャネル0～7 8～20 : ADCチャネル8～20 但し未実装 100 : 内蔵温度センサ(RX63Nのみ) 101 : 内蔵基準電源(RX63Nのみ)

戻り値

12bitの変換値。LSB詰め。

覚え書き

RX63Nの場合、PORT4.nをGPIOモード、入力、アナログモード、プルダウン抵抗は無効になる。

TODO:

変換時間は未測定。計測してここに記すべき