RXduino  1.20a
RXduinoマニュアル 最終更新日 平成26年6月29日
RaXino-iのピン定義

RaXino-iのピン定義

RaXino-iのピン配置とマクロ数値は下記のとおりです。

ピン配置

raxinoi_pinmap.png
RaXino-iのピン配置

ピン配置とマクロ定義

GPIOのアクセス方法

GPIOを操作するときには、上記の表の数値または別名を使ってアクセスします。

数値というのはDIP40ピンに見立てたときのピン番号です。RaXino-iでは5~30の26個が使えます。

別名というのは、ポート名とビット番号を表します。例えばPIN_PD1というのはPORTDのBit1を意味します。別名を使うと、 digitalWrite(29, HIGH) と書くかわりに digitalWrite(PIN_PD1, HIGH) と書くこともできます。

このピン名は、 analogWrite()tone() など、GPIOを使うすべての関数で使用できます。DIPに見立てたときの数値でも、別名でも、わかりやすいほうをお使いください。

unsigned char count = 0;
void loop()
{
if(digitalRead(PIN_P32) == '0') // PORT3.2がLならば・・
{
analogWrite(PIN_P50, count++); // PWM出力
}
if(digitalRead(PIN_PE0) == '1') // PORTE.0がHならば・・
{
tone(PIN_P21, count, 100); // count[Hz]で100ms鳴らす
}
}

LEDやスイッチのアクセス方法

ボード上のLEDやスイッチを操作したい場合は、下記の名称を使ってアクセスできます。

名称

別名

ポートの割り当て

LED0 PIN_LED0 PORTA.0
LED1 PIN_LED1 PORTA.1
LED2 PIN_LED2 PORTA.2
LED3 PIN_LED3 PORTA.6
スイッチ(青) PIN_SW PORTA.7

例えば、次のようなコードを書いてLEDを操作します。