RXduino  1.20a
RXduinoマニュアル 最終更新日 平成26年6月29日
関数
digitalio.h

GPIOの操作に関するライブラリ [詳細]

#include "rxduino.h"

ソースコードを見る。

関数

void digitalWrite (int pin, int value)
 指定したピンから、HIGHまたはLOWを出力する [詳細]
 
void pinMode (int pin, int mode)
 指定したピンを入力または出力に設定する [詳細]
 
int digitalRead (int pin)
 指定したピンの値を読み取る [詳細]
 
unsigned long pulseIn (int pin, int val, unsigned long timeout=1000000)
 ピンに入力されるパルスを検出する。 [詳細]
 

説明

GPIOの操作に関するライブラリ

digitalio.h で定義されています。

関数

void digitalWrite ( int  pin,
int  value 
)

指定したピンから、HIGHまたはLOWを出力する

引数
[in]pinピン番号(GR-SAKURAのピン定義 で宣言したピン番号)
[in]value出力状態の選択
  • 0 : 指定したピンからLOWを出力
  • 1 : 指定したピンからHIGHを出力
覚え書き
この関数を呼び出す前に、pinMode()を使ってOUTPUTにしておくこと。デフォルトではINPUTでもOUTPUTでもない。
INPUTに指定された端子からHIGHを出すと、内蔵プルアップ抵抗が有効になる。
警告
RXの内蔵ペリフェラルの出力として使用されている端子は、この関数では出力を変更できない。
戻り値
なし
void pinMode ( int  pin,
int  mode 
)

指定したピンを入力または出力に設定する

引数
[in]pinピン番号(GR-SAKURAのピン定義 で宣言したピン番号)
[in]mode出力状態の選択
  • INPUT 0: 指定したピンは入力モード
  • OUTPUT 1: 指定したピンは出力モード
  • INPUT_PULLUP 2: 入力でプルアップ有効。未実装
  • OUTPUT_HIGH 3: 高駆動出力
    戻り値
    なし
    覚え書き
    この関数は、アナログ入力に設定された端子をデジタル入出力に戻す働きがある。
    内蔵ペリフェラルの出力モードとして設定されている端子は出力に設定できない。
int digitalRead ( int  pin)

指定したピンの値を読み取る

引数
[in]pinピン番号(GR-SAKURAのピン定義 で宣言したピン番号)
戻り値
HIGHまたはLOW
unsigned long pulseIn ( int  pin,
int  val,
unsigned long  timeout = 1000000 
)

ピンに入力されるパルスを検出する。

たとえば、パルスの種類(value)をHIGHに指定した場合、pulseIn関数は入力がHIGHに変わると同時に時間の計測を始め、
またLOWに戻ったら、そこまでの時間(つまりパルスの長さ)をマイクロ秒単位で返す。
あまりに長いパルスに対してはエラーとなる可能性がある。

引数
[in]pinピン番号(tkdn-gpioで宣言したピン番号)
[in]val測定するパルスの種類。HIGHまたはLOW
[in]timeoutタイムアウトまでの時間(単位・マイクロ秒) デフォルトは1秒
戻り値
パルスの長さ(マイクロ秒)。パルスがスタートする前にタイムアウトとなった場合は0 (unsigned long)