RXduino  1.20a
RXduinoマニュアル 最終更新日 平成26年6月29日
型定義 | 列挙型 | 関数
tkdn_interrupt.h

RXマイコンの割り込み機能を使うためのルーチン [詳細]

#include "tkdn_hal.h"

ソースコードを見る。

型定義

typedef void(* FUNC_INTERRPUT_HANDLER )(void)
 割り込み処理ルーチンの型
 

列挙型

enum  InterruptTrigger { INTTRIG_LOW = 0, INTTRIG_CHANGE = 1, INTTRIG_FALLING = 2, INTTRIG_RISING = 3 }
 割り込み発生条件 [詳細]
 

関数

void enable_interrupt (void)
 CPUのPSWレジスタを変更してグローバルに割り込みを許可する [詳細]
 
void disable_interrupt (void)
 CPUのPSWレジスタを変更してグローバルに割り込みを禁止する [詳細]
 
void attach_interrupt (unsigned char interrupt, FUNC_INTERRPUT_HANDLER func, InterruptTrigger mode)
 ピン割り込みの割り当て [詳細]
 
void detach_interrupt (unsigned char interrupt)
 ピン割り込みの解除 [詳細]
 

説明

RXマイコンの割り込み機能を使うためのルーチン

tkdn_interrupt.h で定義されています。

列挙型

割り込み発生条件

列挙型の値
INTTRIG_LOW 

Lowレベル割り込みを意味する。数値は0。

INTTRIG_CHANGE 

信号が変化したことを意味する。数値は1。

INTTRIG_FALLING 

立ち下がりエッジを意味する。数値は2。

覚え書き
2012/7/13以降、2と3が入れ替わった
INTTRIG_RISING 

立ち上がりエッジを意味する。数値は3。

覚え書き
2012/7/13以降、2と3が入れ替わった

tkdn_interrupt.h37 行で定義されています。

関数

void enable_interrupt ( void  )

CPUのPSWレジスタを変更してグローバルに割り込みを許可する

戻り値
なし
void disable_interrupt ( void  )

CPUのPSWレジスタを変更してグローバルに割り込みを禁止する

戻り値
なし
警告
割り込みを禁止するとUSBやSCIたタイマーが使えなくなって、ハングアップする危険がある。
基本的に使わないこと。どうしても使う場合は細心の注意が必要。
void attach_interrupt ( unsigned char  interrupt,
FUNC_INTERRPUT_HANDLER  func,
InterruptTrigger  mode 
)

ピン割り込みの割り当て

引数
interrupt割り込み番号 (0~7)
  • 0 : P10端子 (IRQ0) ※TQFP100ピンにはない
  • 1 : P11端子 (IRQ1) ※TQFP100ピンにはない
  • 2 : P12端子 (IRQ2)
  • 3 : P13端子 (IRQ3)
  • 4 : P14端子 (IRQ4) ※USBの制御信号と共有
  • 5 : P15端子 (IRQ5) ※メモリカードの挿入検出と共有の可能性
  • 6 : P16端子 (IRQ6) ※USBの制御信号と共有
  • 7 : P17端子 (IRQ7)
funcユーザが定義する割り込み処理関数
mode割り込み発生条件
戻り値
なし
覚え書き
実際に使えるのはIRQ2とIRQ3とIRQ7
TODO:
IRQ8以降も使えるようにしたい。IRQ0~IRQ7に関してはもう1つのピンも使えるようにしたい。
void detach_interrupt ( unsigned char  interrupt)

ピン割り込みの解除

引数
interruptattach_interrupt() 関数で割り当てたIRQ番号
戻り値
なし