クラス RXRTC

内蔵RTCクラス [詳細]

#include <rtc.h>

Static Public メソッド
static unsigned long	getVersion (version_info *vi)
	このクラスのバージョンを取得する [詳細]
static int	begin ()
	32.768KHz水晶を発振させて、RTCを起動する [詳細]
static bool	setDateTime (int year, int mon, int day, int hour, int min, int sec)
	RTCの時計をセットする [詳細]
static bool	getDateTime (int &year, int &mon, int &day, int &hour, int &min, int &sec)
	RTCの時計を取得する [詳細]

説明

内蔵RTCクラス

覚え書き

このクラスにはスタティックなメンバ関数しかない。
つまり、オブジェクトを作成する必要はない。

RTCというクラス名だとiodefine中のRTCと干渉するので、V1.07でRXRTCに変更した

rtc.h の 42 行で定義されています。

関数

static unsigned long RXRTC::getVersion ( version_info *  vi )

static

このクラスのバージョンを取得する

引数

[in]

vi

値をセットしたいバージョン情報構造体へのポインタ

戻り値

バージョン番号

static int RXRTC::begin ( )

static

32.768KHz水晶を発振させて、RTCを起動する

引数

なし

警告

この関数は、発振の起動待ちのために、3秒ほどブロッキングする。 まるでシステムがハングアップしたように見えるので驚くかもしれない

戻り値

- 0 : 起動失敗

• 1 : 起動成功
• 2 : RTCは既に起動していた(成功)

static bool RXRTC::setDateTime ( int  year, int  mon, int  day, int  hour, int  min, int  sec  )

static

RTCの時計をセットする

引数

year	年 RX63Nでは0-99。RX62Nでは0-9999。
mon	月 1-12
day	日 0-31
hour	時 0-23
min	分 0-59
sec	秒 0-59

覚え書き

この関数の前にbeginを呼ばなくても、内部でbeginを呼び出すので心配ない

内蔵RTCはBCDで値を扱うが、このライブラリはint→BCDへ変換するので気にしなくてよい

24時間制である

警告

RX63Nでは西暦20xx年代を想定しているため、年は2桁しか意味を持たない

戻り値

関数が成功したかどうか

• true : 成功
• false : 失敗

static bool RXRTC::getDateTime ( int &  year, int &  mon, int &  day, int &  hour, int &  min, int &  sec  )

static

RTCの時計を取得する

引数

[out]	year	年 RX63Nでは2000-2099。RX62Nでは0-9999。
[out]	mon	月
[out]	day	日
[out]	hour	時
[out]	min	分
[out]	sec	秒

覚え書き

この関数の前にbeginを呼ばなくても、内部でbeginを呼び出すので心配ない

内蔵RTCはBCDで値を扱うが、このライブラリはBCD→intへ変換するので気にしなくてよい

24時間制である

警告

RX63Nでは西暦20xx年代を想定しているため年は2桁しか意味を持たない。内部で2000を足している。

戻り値

関数が成功したかどうか

• true : 成功
• false : 失敗