RXduino  1.20a
RXduinoマニュアル 最終更新日 平成26年6月29日
Public メソッド | すべてのメンバ一覧
クラス File

ファイルを扱うためのクラス [詳細]

#include <sdmmc.h>

Public メソッド

void close ()
 ファイルを閉じる [詳細]
 
bool available ()
 読み出せるデータがあるかどうか調べる [詳細]
 
int read ()
 ファイルから1バイト読み込む [詳細]
 
size_t write (unsigned char c)
 ファイルに1バイト書き込む [詳細]
 
size_t write (const char *str)
 ファイルに文字列を書き込む [詳細]
 
size_t write (unsigned char *buf, int len)
 ファイルにバイナリデータを書き込む [詳細]
 
void flush ()
 未書き込みのデータをファイルに書き込む [詳細]
 
unsigned char peek ()
 ファイルから読み出すデータの先頭の1バイトを覗き見る。ファイルの読み出しポインタには影響を与えない。 [詳細]
 
unsigned long position ()
 ファイルからの読み出し位置を取得する [詳細]
 
bool seek (unsigned long pos)
 ファイルからの読み出し位置を移動する [詳細]
 
size_t print (const char str[])
 ファイルに文字列を書き込む [詳細]
 
size_t print (String str)
 ファイルにString型の文字列を書き込む(V1.081) [詳細]
 
size_t print (const char c)
 ファイルに文字を書き込む [詳細]
 
size_t print (unsigned char c, int print_type=DEC)
 ファイルに数値を書き込む [詳細]
 
size_t print (int val, int print_type=DEC)
 ファイルに数値を書き込む [詳細]
 
size_t print (unsigned int val, int print_type=DEC)
 ファイルに数値を書き込む [詳細]
 
size_t print (long val, int print_type=DEC)
 ファイルに数値を書き込む [詳細]
 
size_t print (unsigned long val, int print_type=DEC)
 ファイルに数値を書き込む [詳細]
 
size_t print (double val, int fpdigit=2)
 ファイルに浮動小数点数を書き込む [詳細]
 
size_t println (const char *str)
 ファイルに文字列を書き込み、改行コード(\r\n)を書き込む [詳細]
 
size_t println (String str)
 ファイルにString型の文字列を書き込み、改行コード(\r\n)を書き込む(V1.081) [詳細]
 
size_t println (const char c)
 ファイルに文字を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む [詳細]
 
size_t println (unsigned char c, int print_type=DEC)
 ファイルに数値を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む [詳細]
 
size_t println (int val, int print_type=DEC)
 ファイルに数値を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む [詳細]
 
size_t println (unsigned int val, int print_type=DEC)
 ファイルに数値を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む [詳細]
 
size_t println (long val, int print_type=DEC)
 ファイルに数値を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む [詳細]
 
size_t println (unsigned long val, int print_type=DEC)
 ファイルに数値を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む [詳細]
 
size_t println (double val, int fpdigit=2)
 ファイルに浮動小数点数を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む [詳細]
 
size_t println (void)
 改行コードのみ出力する [詳細]
 
unsigned long size ()
 ファイルのサイズを調べる [詳細]
 
char * name ()
 開いているファイルの名前を調べる [詳細]
 
bool isDirectory ()
 開いているファイルオブジェクトが、ファイルか、ディレクトリかを調べる [詳細]
 
File openNextFile ()
 ディレクトリオブジェクトの場合、次のファイルオブジェクトを返す [詳細]
 
void rewindDirectory ()
 ディレクトリの検索を最初に戻す [詳細]
 

説明

ファイルを扱うためのクラス

覚え書き
このファイルのオブジェクトは、 SDMMC::open()File::openNextFile() によって返されるものを使うこと。ユーザプログラムが作成しないこと。

sdmmc.h49 行で定義されています。

関数

void File::close ( )

ファイルを閉じる

警告
ファイルオブジェクトを使い終わるときに、最後に必ず呼び出すこと!
戻り値
なし
bool File::available ( )

読み出せるデータがあるかどうか調べる

戻り値
データがればtrueを返す。なければfalseを返す。
int File::read ( )

ファイルから1バイト読み込む

戻り値
データがあればそのデータ(0x00~0xff)を返す。ファイルの終わりに達していたら-1を返す。
size_t File::write ( unsigned char  c)

ファイルに1バイト書き込む

引数
c書き込みたいデータ
戻り値
実際に出力した文字数
size_t File::write ( const char *  str)

ファイルに文字列を書き込む

引数
str書き込みたい文字列
戻り値
実際に出力した文字数
size_t File::write ( unsigned char *  buf,
int  len 
)

ファイルにバイナリデータを書き込む

引数
[in]buf書き込みデータが格納されたバッファ
len書き込みたい長さ
戻り値
実際に出力したバイト数
void File::flush ( )

未書き込みのデータをファイルに書き込む

戻り値
なし
unsigned char File::peek ( )

ファイルから読み出すデータの先頭の1バイトを覗き見る。ファイルの読み出しポインタには影響を与えない。

引数
この関数は実装されていない
戻り値
文字コード(0~255)。
unsigned long File::position ( )

ファイルからの読み出し位置を取得する

戻り値
ファイルの先頭から数えた読み出し位置 (バイト単位)
bool File::seek ( unsigned long  pos)

ファイルからの読み出し位置を移動する

引数
posファイルの先頭から数えた読み出し位置 (バイト単位)
戻り値
成功したらtrueを返す。失敗したらfalseを返す。
size_t File::print ( const char  str[])

ファイルに文字列を書き込む

引数
[in]str書き込みたい文字列
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::print ( String  str)

ファイルにString型の文字列を書き込む(V1.081)

引数
[in]str書き込みたい文字列
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::print ( const char  c)

ファイルに文字を書き込む

引数
[in]c書き込みたい文字コード
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::print ( unsigned char  c,
int  print_type = DEC 
)

ファイルに数値を書き込む

引数
[in]c書き込みたい数値
print_type基数
  • 2: 二進数
  • 8: 8進数
  • 10: 10進数 (デフォルト)
  • 16: 16進数
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::print ( int  val,
int  print_type = DEC 
)

ファイルに数値を書き込む

引数
[in]val書き込みたい数値
print_type基数
  • 2: 二進数
  • 8: 8進数
  • 10: 10進数 (デフォルト)
  • 16: 16進数
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::print ( unsigned int  val,
int  print_type = DEC 
)

ファイルに数値を書き込む

引数
[in]val書き込みたい数値
print_type基数
  • 2: 二進数
  • 8: 8進数
  • 10: 10進数 (デフォルト)
  • 16: 16進数
戻り値
実際に出力したバイト数 4
size_t File::print ( long  val,
int  print_type = DEC 
)

ファイルに数値を書き込む

引数
[in]val書き込みたい数値
print_type基数
  • 2: 二進数
  • 8: 8進数
  • 10: 10進数 (デフォルト)
  • 16: 16進数
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::print ( unsigned long  val,
int  print_type = DEC 
)

ファイルに数値を書き込む

引数
[in]val書き込みたい数値
print_type基数
  • 2: 二進数
  • 8: 8進数
  • 10: 10進数 (デフォルト)
  • 16: 16進数
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::print ( double  val,
int  fpdigit = 2 
)

ファイルに浮動小数点数を書き込む

引数
[in]val書き込みたい数値
fpdigit桁数
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::println ( const char *  str)

ファイルに文字列を書き込み、改行コード(\r\n)を書き込む

引数
[in]str書き込みたい文字列
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::println ( String  str)

ファイルにString型の文字列を書き込み、改行コード(\r\n)を書き込む(V1.081)

引数
[in]str書き込みたい文字列
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::println ( const char  c)

ファイルに文字を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む

引数
[in]c書き込みたい文字コード
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::println ( unsigned char  c,
int  print_type = DEC 
)

ファイルに数値を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む

引数
[in]c書き込みたい数値
print_type基数
  • 2: 二進数
  • 8: 8進数
  • 10: 10進数 (デフォルト)
  • 16: 16進数
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::println ( int  val,
int  print_type = DEC 
)

ファイルに数値を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む

引数
[in]val書き込みたい数値
print_type基数
  • 2: 二進数
  • 8: 8進数
  • 10: 10進数 (デフォルト)
  • 16: 16進数
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::println ( unsigned int  val,
int  print_type = DEC 
)

ファイルに数値を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む

引数
[in]val書き込みたい数値
print_type基数
  • 2: 二進数
  • 8: 8進数
  • 10: 10進数 (デフォルト)
  • 16: 16進数
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::println ( long  val,
int  print_type = DEC 
)

ファイルに数値を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む

引数
[in]val書き込みたい数値
print_type基数
  • 2: 二進数
  • 8: 8進数
  • 10: 10進数 (デフォルト)
  • 16: 16進数
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::println ( unsigned long  val,
int  print_type = DEC 
)

ファイルに数値を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む

引数
[in]val書き込みたい数値
print_type基数
  • 2: 二進数
  • 8: 8進数
  • 10: 10進数 (デフォルト)
  • 16: 16進数
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::println ( double  val,
int  fpdigit = 2 
)

ファイルに浮動小数点数を書き込み、改行コード(\n\r)を書き込む

引数
[in]val書き込みたい数値
fpdigit桁数
戻り値
実際に出力したバイト数
size_t File::println ( void  )

改行コードのみ出力する

引数
なし
戻り値
実際に出力したバイト数
unsigned long File::size ( )

ファイルのサイズを調べる

戻り値
ファイルのサイズ(バイト単位)
char* File::name ( )

開いているファイルの名前を調べる

この関数はディレクトリ検索の結果として使うとよい。ファイル名は8.3形式。

警告
この関数が返す文字列はライブラリがメモリを確保し、管理しているため、ユーザプログラムではfreeしてはならない。
戻り値
ファイル名を表す文字列
bool File::isDirectory ( )

開いているファイルオブジェクトが、ファイルか、ディレクトリかを調べる

戻り値
ディレクトリならばtrueを返す。ファイルならばfalseを返す。
File File::openNextFile ( )

ディレクトリオブジェクトの場合、次のファイルオブジェクトを返す

戻り値
次に該当するファイルオブジェクト。該当がなければfalseとして評価されるファイルオブジェクトを返す。
void File::rewindDirectory ( )

ディレクトリの検索を最初に戻す

戻り値
なし