RXduino  1.20a
RXduinoマニュアル 最終更新日 平成26年6月29日
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クラス EthernetServer

Arduino互換のTCPサーバ・クラス [詳細]

#include <Ethernet.h>

Public メソッド

 EthernetServer (unsigned short port)
 サーバクラスのコンストラクタ [詳細]
 
void begin ()
 サーバの接続待ちを開始する [詳細]
 
EthernetClient available ()
 サーバに接続していて受信データのあるクライアントのオブジェクトを返す [詳細]
 
void write (unsigned char c)
 接続しているすべてのクライアントに1バイトのデータを送信する [詳細]
 
void write (const char *str)
 接続しているすべてのクライアントに文字列を送信する [詳細]
 
void write (unsigned char *buf, int len)
 接続しているすべてのクライアントに長さを指定してバイナリデータを送る [詳細]
 
void print (int val, int print_type=DEC)
 接続しているすべてのクライアントに型式を指定して、文字列として数値を送る [詳細]
 
void print (double val, int fpdigit=2)
 接続しているすべてのクライアントに浮動小数点数を文字列として送る [詳細]
 
void print (const char *str)
 接続しているすべてのクライアントに文字列を送る [詳細]
 
void println ()
 接続しているすべてのクライアントに改行コードを送る [詳細]
 
void println (int val, int print_type=DEC)
 接続しているすべてのクライアントに型式を指定して、文字列として数値を送り、改行を送る [詳細]
 
void println (double val, int fpdigit=2)
 接続しているすべてのクライアントに浮動小数点数を文字列として送り、改行を送る [詳細]
 
void println (const char *str)
 接続しているすべてのクライアントに文字列を送り、改行を送る [詳細]
 

Static Public メソッド

static unsigned long getVersion (version_info *vi)
 ライブラリのバージョン情報を取得する [詳細]
 

説明

Arduino互換のTCPサーバ・クラス

このクラスを使うには、::include <Ethernet.h>をした後、EthernetServer server(ポート番号);と書いてインスタンスを作る。

Ethernet.h357 行で定義されています。

コンストラクタとデストラクタ

EthernetServer::EthernetServer ( unsigned short  port)

サーバクラスのコンストラクタ

引数
[in]port接続を待ちうけるポート番号

コンストラクタはあくまでも準備をするだけ。実際にLISTENステートには入れない。

関数

static unsigned long EthernetServer::getVersion ( version_info vi)
static

ライブラリのバージョン情報を取得する

引数
[out]vi拡張情報が必要ならばversion_info構造体へのポインタを与える。
構造体の各フィールドがセットされて戻る。各フィールドは文字列へのポインタだが、
static constな文字列を指すので、ユーザプログラムでfreeしてはならない。
拡張情報が不要ならばNULLを指定してもよい
戻り値
バージョン番号を1バイトずつ詰めた16進数で返す 例えば、バージョン1.00ならば、0x01000000を返す バージョン1.23ならば0x010203となる。 メジャーバージョン.マイナーバージョン.サブバージョン.デバッグバージョン
void EthernetServer::begin ( )

サーバの接続待ちを開始する

実際にLISTEN状態にし、SYNを待ちうける

EthernetClient EthernetServer::available ( )

サーバに接続していて受信データのあるクライアントのオブジェクトを返す

戻り値
接続していれば、接続しているクライアントのオブジェクト
接続していなければ、0やfalseを返す。
覚え書き
この関数が返す型はクライアントクラスであるが、クライアントクラスがint型やbool型にキャストされるため、0やfalseを返す。
void EthernetServer::write ( unsigned char  c)

接続しているすべてのクライアントに1バイトのデータを送信する

引数
[in]c送信したいデータ 0x00~0xff
戻り値
なし
void EthernetServer::write ( const char *  str)

接続しているすべてのクライアントに文字列を送信する

引数
[in]str送信したい文字列
戻り値
なし
void EthernetServer::write ( unsigned char *  buf,
int  len 
)

接続しているすべてのクライアントに長さを指定してバイナリデータを送る

引数
[in]buf送信したいデータが格納されたバッファ
[in]len送信したいデータ長
戻り値
なし
void EthernetServer::print ( int  val,
int  print_type = DEC 
)

接続しているすべてのクライアントに型式を指定して、文字列として数値を送る

引数
[in]val送りたい数値
[in]print_typeBYTE BIN DEC HEX OCT から指定する。
戻り値
なし
void EthernetServer::print ( double  val,
int  fpdigit = 2 
)

接続しているすべてのクライアントに浮動小数点数を文字列として送る

引数
[in]val送りたい数値
[in]fpdigit小数点以下の桁数
覚え書き
この関数はまだ実装されていない
戻り値
なし
void EthernetServer::print ( const char *  str)

接続しているすべてのクライアントに文字列を送る

引数
[in]str送りたい文字列
戻り値
なし
void EthernetServer::println ( )

接続しているすべてのクライアントに改行コードを送る

戻り値
なし
void EthernetServer::println ( int  val,
int  print_type = DEC 
)

接続しているすべてのクライアントに型式を指定して、文字列として数値を送り、改行を送る

引数
[in]val送りたい数値
[in]print_typeBYTE BIN DEC HEX OCT から指定する。
戻り値
なし
void EthernetServer::println ( double  val,
int  fpdigit = 2 
)

接続しているすべてのクライアントに浮動小数点数を文字列として送り、改行を送る

引数
[in]val送りたい数値
[in]fpdigit小数点以下の桁数
覚え書き
この関数はまだ実装されていない
戻り値
なし
void EthernetServer::println ( const char *  str)

接続しているすべてのクライアントに文字列を送り、改行を送る

引数
[in]str送りたい文字列
戻り値
なし