tkdn_rtc.h

RXマイコンの内蔵時計機能を使うためのルーチン [詳細]

#include "tkdn_hal.h"

ソースコードを見る。

構成
struct	RX62N_RTC_TIME
	RX62N/63Nの内蔵RTCの時刻を扱うための構造体 [詳細]

型定義
typedef struct RX62N_RTC_TIME	RX62N_RTC_TIME
	RX62N/63Nの内蔵RTCの時刻を扱うための構造体 [詳細]

関数
int	rtc_init (void)
	RTCのハードウェアを初期化する [詳細]
int	rtc_set_time (RX62N_RTC_TIME *time)
	RTCに時刻を設定する [詳細]
int	rtc_get_time (RX62N_RTC_TIME *time)
	RTCの時刻を取得する [詳細]

説明

RXマイコンの内蔵時計機能を使うためのルーチン

このライブラリは時刻の値がBCDだったりと使いやすくないので RTC クラスを使うとよい。
RTCクラスはこのルーチンをC++でカプセル化して使いやすくしたものである。

tkdn_rtc.h で定義されています。

型定義

typedef struct RX62N_RTC_TIME RX62N_RTC_TIME

RX62N/63Nの内蔵RTCの時刻を扱うための構造体

覚え書き

RX63NでもRX62N***という名前

警告

各フィールドはBCDである。

関数

int rtc_init

(

void

)

RTCのハードウェアを初期化する

戻り値

戻り値は以下のとおり

• 0 : RTCの起動に失敗した (水晶が発振しない)
• 1 : RTCの起動に成功
• 2 : RTCはすでに起動していた (エラーではない)

警告

RX63Nではサブ水晶を起動するため3秒ほどかかる。一瞬、ハングアップしたように見えるので驚くかもしれない。

int rtc_set_time

(

RX62N_RTC_TIME *

time

)

RTCに時刻を設定する

引数

[in]

time

設定したい時刻が格納された構造体

覚え書き

rtc_init() を呼び出して初期化していなければ、この関数の中で自動的に呼び出される

戻り値

成功すると1を返す。失敗すると0を返す。

int rtc_get_time

(

RX62N_RTC_TIME *

time

)

RTCの時刻を取得する

引数

[in]

time

設定したい時刻を格納する構造体。構造体の実体は呼び出し元で用意しておくこと。

覚え書き

RX62Nではrtc_init() を呼び出して初期化していなければ、この関数の中で自動的に呼び出される
RX63Nでは初期化していなければ、エラーとなる。

戻り値

成功すると1を返す。失敗すると0を返す。