RXduino  1.20a
RXduinoマニュアル 最終更新日 平成26年6月29日
ローカルビルド環境の構築方法

ローカルビルド環境の構築方法

このライブラリを使うユーザアプリケーションは、GCCを使ってコンパイルします。
推奨するGCCのバージョンは、特殊電子回路(株)によってビルドされたrx-elf-gcc-4.6.1です。
そのほか、KPIT社のGCCでも動作が確認されています。

ローカルビルド環境のセットアップ

Windows環境で使用する場合、まずCygwinをインストールします。
Linux環境の場合は必要ありません。
その後、上記のrx-elf-gccをインストールします。
※KPIT社のGCCを使う場合は、Cygwinは必要ありません。

ビルドはGCCのコマンドで行いますが、makefileを使うと大変なのでシェルスクリプトを用意しています。
RXBUILDというシェルスクリプトは http://rx.tokudenkairo.co.jp/file/rxbuild.zip からダウンロードしてください。

ビルド開始前の手順

Cygwinを起動したら、

export PATH=/usr/local/tkdn-20110720/rx-elf/bin/:$PATH

とコマンドを打ち、rx-elf-gccへのパスを通します。 (KPITの場合は不要)
そして、次に、RXduinoライブラリを解凍したトップディレクトリに移動し、

export RXDUINO_ROOT=$PWD
export PATH=$PWD:$PATH

と打ちます。$PWDというのは、現在のカレントディレクトリに変換されます。

rxbuild_env.png
Cygwinとrx-elf-gccのセットアップ

ビルドの実行

プログラムをビルドするには、

rxbuild ソース1 [ソース2] [ソース3] ・・・ -gr [オプション]

と入力します。ソースは.cまたは.cppファイルが選べます。<BR> 代表的なオプションには以下のものがあります。